リハビリテーション論

1.科目のねらい・目標

近代医療技術の進歩によりわが国の平均寿命は世界1位となったが、障害を併せ持ち生活する高齢者が増加している。超高齢化社会に際して、少子高齢化・医療財源の枯渇・年金・保険問題も表れ、国際的な医療・介護の分担も議論されるようになった。今後の医療において、リハビリテーション関連職種の果たす役割、そのチームアプローチを中心にリハビリテーション医療を概説する。

2.授業計画・内容

１回：リハビリテーション医学とはなにか１章
２回：リハビリテーション医学の対象となる障害ーその病態（２章）
３回：リハ医学の障害ーその評価（２章）
４回：リハ医学の障害と評価
５回：リハ医学の障害の分類・階層（３章）
６回：急性期・回復期・維持期リハビリテーション（４章）
７回：関連専門職種とチーム医療(５章)
８回：介護保険制度（６章）
９回：リハビリテーション機器・工学、ユニバーサルデザイン(１５章)
１０回：脳卒中のリハビリテーション（１０章）
１１回：脳卒中、精神発達（１２章）
１２回：神経筋・運動器疾患（８、９章）
１３回：内部障害（１３章）
１４回：がん、高齢者（１１章）
１５回：まとめと評価

3.教科書

見て知るリハビリテーション医学、柳沢信夫編、2016年.（ISBN　978-4-621-08682-7 C3047）

4.参考書

EBM物理療法第4版,Michelle  H.Cameron, 渡部一郎,2015,ElsevierJapan,ISBN978-4-263-21942-3 C3047

5.成績評価方法

毎回行う小テスト、学期末試験結果、発表能力により評価する。

6.授業の工夫している点（授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等）

医療福祉に携わる社会人としての自覚・態度が重視されます.遅刻・欠席の場合は理由を文書の提出が望ましい。

7.昨年のアンケートの対策
強調すべきことは言葉のみではなく、プレゼン画面にその場で書き込む

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

医療福祉に携わる社会人としての自覚・態度が重視されます。
遅刻・欠席の場合は理由を文書の提出が望ましい。

7.昨年のアンケートの対策
強調すべきことは言葉ではなく、プレゼン画面にその場で書き込む