物理療法学

健康科学部理学療法学科

授業科目 物理療法学
科目概要・形式 1単位 30時間 必修 配当年次 1年後期
科目責任者 勘 林 秀 行 担当者 勘 林 秀 行、李 相潤、橋 本 淳 一、長 門 五 城

1.科目のねらい・目標

1)物理療法の定義、目的を理解する。
2)主要な病態(疼痛、炎症)について理解する。
3)物理的刺激が生体に及ぼす生理学的作用を説明できる。
4)各治療法の特徴と適応・禁忌を述べることができる。
5)疾患に合わせた適切な治療法を選択できる。

2.授業計画・内容

第 1回  物理療法概論(歴史、定義、目的)
第 2回  主な病態の理解①:炎症
第 3回  主な病態の理解②:疼痛
第 4回  主な病態の理解③:浮腫
第 5回  温熱・寒冷に対する生体反応
第 6回  温熱療法(ホットパック、パラフィン浴)、寒冷療法
第 7回  水治療法、温泉療法
第 8回  温熱療法(エネルギー変換熱):極超短波療法、超短波療法
第 9回  温熱療法(エネルギー変換熱):超音波療法
第10回  光線療法:赤外線療法、紫外線療法、低出力レーザー
第11回  電気刺激に対する生体反応
第12回  電気療法:各種の治療法
第13回  機械的力学的療法:牽引療法、CPM
第14回  マッサージ療法
第15回  各種の疾患と物理療法

3.教科書

細田多穂監修:シンプル理学療法学シリーズ物理療法学テキスト改訂第2版、南江堂、2013年(ISBN:978-4-524-26839-9)

4.参考書

渡辺一郎訳:EBM物理療法原著第3版、医歯薬出版、2010年(ISBN:978-4-263-21343-8)
奈良勲監修、網本和、菅原憲一編集:標準理学療法学専門分野、物理療法学第4版、医学書院、2013年(ISBN:978-4-260-01526-4)
松澤正、江口勝彦監修:物理療法学改訂第2版、金原出版、2012年(ISBN:978-4-307-75031-8)
嶋田智明、田口順子他著:物理療法マニュアル、医歯薬出版、1996年(ISBN:978-4-263-21900-3)
田渕健一監修:クライオセラピー~スポーツ外傷の管理における冷却療法、ブックハウスHD、1997年

5.成績評価方法

授業出席と試験成績による総合評価

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

資料や教材を吟味するとともに、物理療法学実習と連動させて理解が深まるようにする。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

わからないことをそのままにせず、積極的に質問してください。

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