臨床基礎実習

健康科学部理学療法学科

授業科目 臨床基礎実習
科目概要・形式 1単位 45時間 必修 配当年次 1年後期
科目責任者 盛田寛明
担当者 岩月宏泰、佐藤秀一、川口 徹、勘林秀行、藤田智香子、李 相潤、漆畑俊哉、盛田寛明、橋本淳一、長門五城、福島真人、新岡大和、木村文佳

1.科目のねらい・目標

<目的・ねらい>
1.1年次から、理学療法士が働く実際の現場を見学・体験することで、理学療法士の働く場面や環境について明確な認識を持ち、理解する。また、理学療法を必要としている対象者への援助について考える機会とし、今後学んでいく動機づけとする。
2.保健医療福祉の各専門職の役割を知り、職種間の連携について考える。

<目 標>
1.理学療法士の業務内容・役割・責任・資質などについて基本的概念を理解する。
2.理学療法における、対象者とのコミニュケーション、各種評価・運動練習、理学療法記録などに関する認識を具体化する。
3.実習施設の施設構造・環境・機能・組織等について理解する。
4.理学療法を受けている対象者の特性や抱えている問題を理解する。
5.看護や社会福祉など他職種の業務内容を理解し、理学療法部門との連携を考える。
6.見学・体験した内容をまとめ、発表する能力を養う。

2.授業計画・内容

1)実習施設:青森・弘前市内の医療・保健・福祉施設
2)実習スケジュール・内容
   ・1日間:オリエンテーション、講義・実習(コミュニケーションのとり方等)、事前学習(学内)
   ・3日間:各施設での実習
         方法:小グループで、1日に1施設、3日間で3施設の実習を実施
         内容:見学を主体とする。実施体験内容は、対象者とのコミュニケーションまでとする
   ・1日間:実習後演習,実習報告会
         グループで見学・体験に基づいて話し合い、学んだことや考えたことを発表する

3.教科書

実習要項および必要な資料等はその都度配布する。

4.参考書

:リハビリテーション総論 改訂第2版. 椿原影夫編, 診断と治療社, 2011. (ISBN: 9784787818805)
概説理学療法. 有馬慶美編, 文光堂, 2015. (ISBN: 9784830645303)
PT・OTのためのこれで安心コミュニケーション実践ガイド. 山口美和, 医学書院, 2012. (ISBN: 9784260015691)

5.成績評価方法

施設実習評価、レポート、発表を総合的に評価する。
施設実習評価 55%:(施設実習指導者が評価)
臨床基礎実習記録 30%:(学内担当教員が評価)
発表 15%:(科目責任者が評価)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

学生の自主的な学習を促進するよう努める。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

・各自、必ず、事前自主学習を主体的に十分に行うこと。
・実習時に、ケーシ、ネームプレート等が必要になるので,準備しておくこと。
・本実習を、自分の志向する方向とそのために必要な資質について確認にする機会としてください。

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