生理学実習

健康科学部理学療法学科

授業科目 生理学実習
科目概要・形式 1単位 45時間 必修 配当年次 2年前期
科目責任者 尾﨑 勇
担当者 尾﨑 勇
岩月 宏泰
李 相潤
福島真人
新岡大和
木村文佳

1.科目のねらい・目標

一般目標(GIO)
生体の生理機能について理解するために、主として正常人を対象とした実験・実習をする。

2.授業計画・内容

1回当たり3コマの実習を行う。
実習内容に関するレポートを作成する。実習に関しては,生理学の復習をするとともに,問題点を自ら考え,積極的に実験に参加すること。

1.心電図の測定・分析を通じて,正常な心電図にみられる各種パラメータの意義を理解する。
  異常心電図の判定ができるようになる。
2.誘発筋電図を用いて神経伝導速度を測定・分析する。
  運動単位の意義について知る。伝導ブロックと伝導遅延について理解する。
3.体性感覚(おもに2点識別覚)について測定・分析
4.血圧測定
  体位変換に伴う血圧変化の計測を通して,循環動態について学ぶ。
5.肺機能を測定・分析する。
6.運動負荷試験
  運動時の呼気ガス、血圧、心電図、乳酸などの動態について測定・分析する。
7.レポートのチェックと筆記試験

3.教科書

貴邑冨久子・根来英雄著:「シンプル生理学(第7版)」,南江堂,2016年, ISBN 978-4-524-26664-7 (1年次前期に購入済み)  

4.参考書

青森県立保健大学・山形県立保健医療大学 編著:「生理学実習ノート(改訂版)」,【非売品】2004年 
岡田隆夫編:「カラーイラストで学ぶ 集中講義生理学(改訂2版)」,メジカルビュー社,2014年, ISBN 978-4-7583-0095-7 
御手洗玄洋 総監訳:「ガイトン 生理学 (原書第11版)」, エルゼビア・ジャパン,2010年, ISBN 978-4-86034-724-6
小澤瀞司,福田康一郎 監修:「標準生理学(第8版)」,医学書院 ,2014年,ISBN 978-426001781

5.成績評価方法

実習レポート(60%)、生理機能に関する試験(20%),  実習態度(20 %)による総合的評価を行います。実習レポートについては、各人の語彙や表現力を高めるために、パソコンのワープロソフトを利用して文章構成をして作成した後,手書きで書き写した完成品を提出して下さい。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

実習ではグループ分けを行なった後に,実習の手引きを配布します(事前配布はしません)。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

グループメンバーで協力しながら、積極的な参加を期待します。

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