神経障害理学療法学

健康科学部理学療法学科

授業科目 神経障害理学療法学
科目概要・形式 1単位 30時間 必修 配当年次 2年 後期
科目責任者 盛田寛明

担当者 川口 徹、橋本淳一、新岡大和、盛田寛明

1.科目のねらい・目標

成人中枢神経疾患に対する運動療法の理論と実際について理解する。
中枢神経系機能の異常がもたらす運動障害について,その運動機能回復の促進の基礎理論とその応用について理解する。

2.授業計画・内容


第1回
・脳卒中の障害総論

第2回
・神経学的検査法
・姿勢反応テスト

第3回
・脳卒中の姿勢評価・動作分析

第4回
・脳卒中理学療法における問題点抽出,方針・目標設定

第5回
・急性期のポジショニング・関節可動域エクササイズ

第6回
・片麻痺者の基本動作

第7回
・片麻痺者の応用動作

第8回
・片麻痺者の治療学Ⅰ

第9回
・片麻痺者の治療学Ⅱ

第10回
・パーキンソン病へのアプローチ

第11回
・神経難病・失調症へのアプローチ

第12回
・ケースレポートの書き方

第13回
・Paper patientを用いた問題点抽出・ゴール設定・治療計画の作成演習
・グループワーク

第14回
・グループワーク発表,まとめ

3.教科書

原 寛美, 他 (編). 脳卒中理学療法の理論と技術 改定第2版. メジカルビュー. 2016. (ISBN: 9784758317061)

4.参考書

・田崎義昭. ベッドサイドの神経の診かた. 南山堂. 2016. (ISBN: 9784525247980)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅰ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732312)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅱ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732329)
・福井圀彦, 他 (編). 脳卒中最前線 第4版. 医歯薬出版. 2014. (ISBN: 9784263213360)

5.成績評価方法

グループ発表,筆記試験の結果を総合的に評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

昨年度の授業はおおむね好評であったものの,授業前後の自主的な学習が不十分な学生が見受けられた。したがって,今年度の授業においては,授業や課題の内容を改善・工夫することにより,受講者の自主的な学習を促進するよう努める。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

3年前期の「臨床評価実習」および3年後期から始まる「総合臨床実習」を念頭において臨むこと。

ページの先頭へ

ホームへ戻る