医療心理学

健康科学部理学療法学科

授業科目 医療心理学
科目概要・形式 1単位 30時間 必修 配当年次 3年前期
科目責任者 岡田敦史
担当者 岡田敦史

1.科目のねらい・目標

あらゆる医療場面において患者の心情(不安、恐怖、衝撃、絶望)を推し量るセラピストの態度や、十分に配慮した言葉がけが重要である。また、治療に伴う身体的苦痛への対応などに配慮することも大切である。このような全人的ケアを実践していくために、心理学的知見がチーム医療の実現に果たす役割は大きい。そこで、医療と関わりのあるいくつかの心理学的トピックを学び、深い人間理解を目標とする。

2.授業計画・内容

第1回 オリエンテーション 医療心理学に期待するもの
第2回 病気を取りまく患者やその家族の苦悩と医療における心理学の貢献
第3回 チーム医療の中の心理士の役割
第4回 ストレス、健康、コーピング
第5回 心理療法の紹介(その① 行動療法)
第6回 心理療法の紹介(その② 認知行動療法)
第7回 心理療法の紹介(その③ その他)
第8回 心理テストの紹介
第9回 医療心理学の実際(がん医療)
第10回 医療心理学の実際(小児医療)
第11回 医療心理学の実際(脳外傷・脳血管障害)
第12回 医療心理学の実際(高齢者医療)
第13回 医療心理学の実際(精神医療)
第14回 医療心理学の実際(コミュニケーション)
第15回 まとめ

3.教科書

特定の教科書は使用せず、、必要に応じて資料を配布する。

4.参考書

鈴木伸一編著 『医療心理学の新展開ーチーム医療に活かす心理学の最前線ー』 2008年 北大路書房 ISBN978-4-7628-2626-9

5.成績評価方法

授業中に指示する課題(40%)、期末レポート(60%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

グループ活動(討議、発表)を取りいれます。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

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