画像診断学

健康科学部理学療法学科

授業科目 画像診断学
科目概要・形式 1単位 15時間 必修 配当年次 3年 後期
科目責任者 神成 一哉
担当者 神成 一哉

1.科目のねらい・目標

 総論では各種撮像法の基本原理と画像診断の理論を学ぶ。各論では理学療法で扱う代表的疾患の画像を供覧する。画像に関する知識は、理学療法士として患者の病態を把握し、治療プログラムを作成する上で重要な基礎となる。また、医師など他の医療スタッフと共通の認識を持ち、コミュニケーションを図る上でも必要な知識である。

2.授業計画・内容

1.総論:画像診断の原理
2.一般的疾患の画像診断(胸部、腹部など)
3.脳血管障害の画像診断1.脳梗塞
4.脳血管障害の画像診断2.脳出血その他
5.脳血管障害以外の中枢神経疾患の画像診断
6.脊椎・脊髄疾患の画像診断
7.上肢疾患の画像診断
8.下肢疾患の画像診断
全ての講義を終了した時点で課題を出し,提出されたレポートを成績評価の対象とする

3.教科書

中島雅美・他(編著),PT・OT 基礎から学ぶ 画像の読み方 第2版,医歯薬出版,2016年4月,ISBN: 978-4263217214

4.参考書

遠藤健司著,整形外科ナースのための運動器画像診断,メディカ出版,2006年9月発売,ISBN-10: 4840418349

5.成績評価方法

課題レポート(70%),講義への参加態度(30%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 パワーポイントで多数の画像を問題形式で提示し,病態や診断をまず学生の皆さんに考えてもらった後で解説を加えていきます。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

 画像診断には解剖の知識が不可欠です。関連する領域の解剖学的位置関係を再確認して下さい。また,画像と関連した疾患についても復習し,臨床実習に出る前に知識を整理する機会として下さい。

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