国際福祉論

健康科学部社会福祉学科

授業科目 国際福祉論
科目概要・形式 2単位 30時間 選択 配当年次 3年後期
科目責任者 出雲 祐二
担当者 出雲 祐二

1.科目のねらい・目標

本授業は、以下の3つの領域における国際社会の課題である「貧困」を考える。
1) 社会福祉の国際比較
2)国際社会の課題
3)日本国内における国際問題
広く国際社会を見つめ、国際社会の課題と、足元の地域社会における課題を結びつけて考える視点の育成をねらいとする。

2.授業計画・内容

2.授業計画・内容
第1回 国際福祉の概念と対象範囲
第2回 国際福祉を考える2つの視点
第3回 社会福祉の国際比較—1
第4回 社会福祉の国際比較—2
第5回 国際社会の課題「貧困」
第6回 農村と貧困(インド:ラクの場合)
第7回 都市と貧困(フィリピン:リナの場合)
第8回 女性と暴力(ネパール:マヤの場合)
第9回 女性と暴力(パキスタン:クブラの場合)
第10回 日本にやって来る外国人
第11回 日本に住む外国人
第12回 外国人労働者の実情と福祉
第13回 青森県に住む外国人-1
第14回 青森県に住む外国人-2
第15回 まとめと総括

3.教科書

特に定めず、必要な資料をその都度、配布する。

4.参考書

授業の際に、参考書の一覧を配付する。
谷勝英『国際化時代の福祉問題』1989,八千代出版.
橋本健二『貧困連鎖―拡大する格差とアンダークラスの出現』2009,大和書房.
藤原孝章『外国人労働者問題と多文化教育』1995, 明石書店.
国連開発計画『人間開発報告書』各年

5.成績評価方法

授業への参加状況、筆記試験の成績、などで総合的に評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

2013年度は、履修生がありませんでしたので、コメントはありませんでした。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

授業は「参加する」ものだと思います。出席し、意見交換し、課題に取り組み、研究し、発表し、お互いに学びあう場をつくることが極めて大切だと思います。したがって、討論や発表の機会が多いので、積極的に学びに参加しようという決意を固めてから履修を決めて下さい。

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