公衆衛生学Ⅰ

健康科学部栄養学科

授業科目 公衆衛生学Ⅰ
科目概要・形式 2単位 30時間 必修 配当年次 1年 後期
科目責任者 吉池 信男 担当者 吉池 信男

1.科目のねらい・目標

・健康とは何か、人間の健康を規定する要因としての社会・環境に関する基礎的知識と考え方を学習する。
・人々の健康状態とその規定要因を測定・評価し、健康の維持増進や疾病予防に役立てる基礎的な考え方とその取組についての理解を深める。
・保健・医療・福祉制度や関連法規の概要についての基礎的知識を身につける。

2.授業計画・内容

第1回  健康の定義と公衆衛生の基本的な考え方
第2回  地域における公衆衛生活動(1)
第3回  地域における公衆衛生活動(2)
第4回  地域における公衆衛生活動(3)
第5回  環境と健康影響(1) 
第6回  環境と健康影響(2)
第7回  健康状態・疾病の測定と評価 ~疫学(1)
第8回  健康状態・疾病の測定と評価 ~疫学(2)
第9回  健康状態・疾病の測定と評価 ~疫学(3)
第10回 保健統計(1)
第11回 保健統計(2)
第12回 生活習慣の現状と対策(1)
第13回 生活習慣の現状と対策(2) 
第14回 生活習慣の現状と対策(3)
第15回 まとめ試験と解説

3.教科書

・健康・栄養科学シリーズ「社会・環境と健康」 古野・辻・吉池 編集(南江堂)
・厚生労働統計協会 図説 国民衛生の動向 2017/2018 (2017年10月刊行予定)
 ※これらの教科書は、公衆衛生学Ⅱにおいても使用します。

4.参考書

・厚生労働統計協会 国民衛生の動向 2017/2018 (2017年8月末刊行予定)

5.成績評価方法

 まとめ試験の成績(80%)、グループワークでの提出物(20%)により評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 丸暗記ではなく、グループワークなどを通じて、自ら考え、判断できる力を養うためのプロセスを学んでいきます。1年次前期の「健康科学演習」と関連づけながら学習を進めていきます。まとめ試験については、知識のみではなく、グループワークで考え、学んだことを評価します。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

社会で何か起こっているのか? 自分たちの健康と社会や地球環境とのかかわりなど、幅広い視野と興味を持つようにしてください。

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