食品学実験II

健康科学部栄養学科1年

授業科目 食品学実験II
科目概要・形式 1単位・45時間 必修 配当年次 1年 後期
科目責任者 乗鞍 敏夫 担当者 乗鞍 敏夫

1.科目のねらい・目標

様々な食品を用いて「日本食品標準成分表」に記載されている各種食品成分を定量することで、その成分の特性、分析手法および分析装置のしくみを理解することを目的とする。

2.授業計画・内容

第1回(1~4)
・ 脱脂粉乳と南部せんべいの水分を測定を常圧加熱乾燥法で測定する。
・ 電子天秤の使用方法を実習する。
・ ガラス器具(メスフラスコ、メスシリンダー、メスピペット等)の使用方法を実習する。

第2回(5~8)
・ 脱脂粉乳のたんぱく質含量をケルダール法で測定する。
・ マイクロピペットの使用方法を実習する。

第3回(9~12)
・ きな粉の粗脂肪をソックスレー抽出法で測定する。
・ 分光光度計の使用方法を実習する。

第4回(13~16)
・ ごま油とえごま油のヨウ素価を測定する。
・ ひじきの鉄測定の前処理(乾式分解)を行う。

第5回(17~20)
・ ひじきの鉄分をフェナントロリン吸光光度法で測定する。

第6回(21~24)
・ キウイフルーツのビタミンCをヒドラジン比色法で測定する。

3.教科書

配布プリントを使用します。

4.参考書

5.成績評価方法

レポート(60%)、授業への参加度(40%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

グループでのディスカッションを促し、講義科目で学んだ知識を定着できる授業とします。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

① 白衣を準備して下さい。
② 授業前に必ず予習をして下さい。
③ 授業時間内に終了しない場合もあるので、授業日の予定には留意して下さい。

ページの先頭へ

ホームへ戻る