解剖生理学Ⅰ

健康科学部 栄養学科

授業科目 解剖生理学Ⅰ
科目概要・形式 2単位 30時間 必修 配当年次 1年 前期
科目責任者 今 淳 担当者 今 淳

1.科目のねらい・目標

ヒトの構造と機能の詳細を学び,完全に理解することが本講義の目的と目標である。今後学ぶ栄養学の専門科目の理解のための基盤づくりを目指す。尚,解剖生理学講義はⅠとⅡで構成され、Ⅰは前半部分,Ⅱは後半部分に分けて講義する。

2.授業計画・内容

第1講  chapter 1 人体の成り立ち
第2講  chapter 3 細胞 (1)
第3講  chapter 3 細胞 (2),chapter 4  組織 (1)
第4講  chapter 4  組織 (2)
第5講  chapter 5  外皮系
第6講  chapter 6 骨系 (1)
第7講  chapter 6 骨系 (2),chapter 7 骨の連結 (1)
第8講  chapter 7 骨の連結 (2),chapter 8 筋系 (1)
第9講  chapter 8 筋系 (2),chapter9 神経組織(1)
第10講 chapter 9 神経組織 (2),chapter 10  中枢神経系,脊髄神経と脳神経 (1)
第11講 chapter 10  中枢神経系,脊髄神経と脳神経 (2)
第12講 chapter 10  中枢神経系,脊髄神経と脳神経 (3)
第13章 chapter 11  自律神経系,chapter 12  体性感覚と特殊感覚 (1)
第14講 chapter 12  体性感覚と特殊感覚 (2)
第15講 chapter 12  体性感覚と特殊感覚 (3)
各章の番号は下記教科書1)の番号に対応している。

3.教科書


1)佐伯由香,細谷安彦,高橋研一,桑木共之 編訳,トートラ人体解剖生理学,原書10版,丸善株式会社,2017年,ISBN978-4-621-30069-5
2)教科書と併用する資料を配布する。

4.参考書


1)菊川忠裕・吉岡利忠 編,栄養管理と生命科学シリーズ 生物・解剖生理学 人体の構造と機能,理工図書,2013年
2)河田光博,樋口 隆 著,シンプル解剖生理学,南江堂,2004年,ISBN4-524-22054-2
3)その他必要に応じて資料配布,図書の紹介を随時行う。

5.成績評価方法

定期試験60点以上の者に単位を認定する(再試験は原則行わない)。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

本講義の内容は栄養学専門科目の土台となる非常に重要な部分である。強固な土台を築くことでレベルの高い有能な管理栄養士や栄養学研究者になることができる。そのため講義内容と単位取得のために要求される理解度のレベルは高い。従って,講義が難しいとの意見が有ったとしても,レベルを下げるわけに一切はゆかない。本年度もこれまで通りの高いレベルの講義を行う。各学生諸君は高校時代までの甘えは完全に捨て去り,気概とプライドを持って頑張ってもらいたい。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

①予習と復習の励行。講義は予習していることを前提に行われる。予習をしない者は講義内容が全く理解できない。
②講義で理解できなかった箇所は教科書及び参考書で学習し直し,その上で解決できない場合には質問すること。
③遅刻,講義と無関係の言動など,他の受講者への迷惑行為は一切厳禁である。学習態度の悪い者には単位を認定しない。
④毎回上記教科書1)及び2)を使用する。

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