食品学実験Ⅲ

健康福祉学部 栄養学科

授業科目 食品学実験Ⅲ
科目概要・形式 1単位・45時間 必修 配当年次 2年 前期
科目責任者 乗鞍 敏夫 担当者 乗鞍 敏夫

1.科目のねらい・目標

食品成分の微量分析および生理活性の評価を、最新の分析機器を用いて行います。これによって、講義(食品学総論、食品学各論など)と実験(食品学実験ⅠおよびⅡ)で学んだ知識と技術を結び付けて定着させます。

2.授業計画・内容

1回目(1~4) 食品の色調変化
・色素成分の定性反応
・褐変反応(酵素的・非酵素的)

2回目(5~8)食品の機能性評価①
・ポリフェノール含量の測定
・カテキン含量の測定(HPLC)

3回目(9~12)食品の機能性評価②
・抗酸化作用(DPPHラジカル消去活性)の測定
・αグルコシダーゼ阻害活性の測定

4回目(13~16)食品の機能性評価③
・機能性成分の分子モデルの作成

5回目(17~20)食品の官能評価・官能分析
・味の相互作用
・味の温度変化
・パネルの評価
・識別試験法と嗜好調査法

6回目(21~24)食品の脂肪酸組成の分析
・メチル化脂肪酸組成の測定(GC/MS)

3.教科書

事前配布するプリント資料を用いる。

4.参考書

食品機能研究法. 篠原和毅, 鈴木建夫, 上野川修一 編著, 光琳, 2000, ISBN 4-7712-0004-1

5.成績評価方法

レポート(60%)、授業への参加度(40%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

グループ内でのディスカッションを促し、座学の知識を定着できる授業とします。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

・ 白衣を準備して下さい。
・ 授業前に必ず予習をして下さい。
・ 授業時間内に終了しない場合もあるので、授業日の予定には留意して下さい。

ページの先頭へ

ホームへ戻る