栄養アセスメント論

健康科学部栄養学科

授業科目 栄養アセスメント論
科目概要・形式 1単位 15時間 必修 配当年次 2年前期
科目責任者 清水亮 担当者 清水亮 草間かおる

1.科目のねらい・目標

栄養アセスメントは、対象の食生活状況や栄養素摂取状況などを的確に把握し、健康状態や身体状況から栄養状態を評価することで、栄養に関する問題点を明確にすることである。ここでは栄養マネジメントの基礎となる考え方を理解するとともに、適切な栄養マネジメントを行うための各種栄養アセスメント項目について学ぶ。また、本授業は実践科目(臨床栄養学、公衆栄養学、応用栄養学等)の各教員がオムニバス形式で担当することで、分野にとらわれない適切な栄養アセスメントについて理解してもらうことをねらいとしている。

2.授業計画・内容

第1回 栄養マネジメントの意義と栄養アセスメントの意義
第2回 身体状況調査:身長、体重、体組成測定(体脂肪、骨密度)
第3回 身体状況調査:生理機能検査、生化学検査
第4回 身体状況調査:活動量、消費エネルギー量の評価
第5回 食事調査:食事記録法(秤量法、目安量法)
第6回 食事調査:24時間思い出し法
第7回 食事調査:食物摂取頻度調査法ほか
第8回 ADL、QOLの評価

3.教科書

・特定非営利活動法人日本栄養改善学会(監修)/木戸康博・小倉嘉夫ほか編:管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第1巻 栄養ケア・マネジメント(基礎と概念)、医歯薬出版、ISBN978-4-263-70981-8
・特定非営利活動法人 日本栄養改善学会(監修):食事調査マニュアル: はじめの一歩から実践・応用まで 第3版、ISBN978-4525633332(栄養疫学においても使用)

4.参考書

特になし

5.成績評価方法

定期試験(90%)、授業への参加態度(10%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

特になし

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

臨床栄養学、公衆栄養学、応用栄養学それぞれの科目における栄養アセスメントの基礎的な内容であるとともに、今後の実践科目に直接的に関係する内容であることを意識して講義に臨むようにしてください。

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