ライフステージ栄養学

1.科目のねらい・目標

人間のライフステージにおける身体的・生理的特性をふまえ、各ステージに必要な栄養管理を理解することを目的とします。本講義では、胎児期から成人期・更年期、高齢期までの妊娠、成長・発達、加齢に伴う人体の構造や機能の変化と栄養状態の特徴を理解し、各ライフステージに応じた栄養アセスメント、食事・栄養補給法、評価までの栄養ケア・マネジメントができる基礎的能力を養うことを目標とします。

2.授業計画・内容

　第１回　ガイダンス、妊娠期（１）（大野）
　第２回　妊娠期（２）（大野）
　第３回　授乳期（大野）
　第４回　新生時期，乳児期（１）（吉池）
　第５回　新生時期，乳児期（２）（吉池）
　第６回　新生時期，乳児期（３）（吉池）
　第７回　幼児期（１）（大野）
　第８回　幼児期（２）（大野）
　第９回　学童期（大野）
　第10回 思春期（大野）
　第11回 成人期（大野）
　第12回 更年期（大野）
　第13回 高齢期（１）（大野）
　第14回 高齢期（２）（大野）
　第15回 高齢期（３）（大野）

3.教科書

(独立行政法人国立健康・栄養研究所シリーズ監修，戸谷誠之/伊藤節子/渡邊令子編著，
応用栄養学（改訂第４版），南江堂，2012．　ISBN 978-4-5242-6948-8。
その他、必要に応じて資料を配付する。

4.参考書

5.成績評価方法

出席、レポート、小テスト、期末試験などにより総合的に評価します。

6.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

栄養アセスメント論、食事摂取基準論の授業との関連性が大きいことから、両科目の内容をよく理解するようにしてください。また、各ライフステージの課題を捉え、栄養教育に展開できることを目指してください。