ライフスタイル栄養学

健康科学部栄養学科

授業科目 ライフスタイル栄養学
科目概要・形式 1単位  15時間 必修 配当年次 2年 後期
科目責任者 稲山 貴代 担当者 稲山 貴代

1.科目のねらい・目標

運動時や特殊環境下における,以下の点を理解することを目的とする。
・生体の生理,機能,代謝などの身体特性
・身体特性によって生じる栄養状態,食生活,生活環境の特徴
・身体特性に応じた栄養マネジメント
最終的には,身体特性に応じた栄養・食事計画を立案するための視点や考え方を理解できる力を養うことをめざす。

2.授業計画・内容

第1回 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝について、運動によって生じる身体の応答
第2回 健康づくりのための運動について、運動効果ならびに運動することの意義
第3回 運動と栄養マネジメントについての考え方
第4回 体づくりのための栄養・食生活ならびにスタミナづくりのための栄養・食生活
第5回 パフォーマンス発揮のための栄養・食生活ならびに栄養マネジメントから地域でのスポーツ支援への展開
第6回 ストレス条件下における生理的特徴と栄養マネジメントについて
第7回 特殊環境下(高温環境・低温環境)における生理的特徴と栄養マネジメントについて
第8回 特殊環境下(高圧環境・低圧環境高圧・無重量環境)における生理的特徴と栄養マネジメントについて

3.教科書

・ ライフステージ栄養学で用いたテキスト(2年前期購入済)
・ その他,必要に応じて資料を配付する

4.参考書

日本人の食事摂取基準ー厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会報告書、第一出版. 2014 ISBN 978-4-8041-1312-8 (2年前期購入済)

5.成績評価方法

評価は,授業中にだす課題レポート(40%)、授業への参加度(20%),最終講義日または学期末に提出するレポートあるいはテスト(40%)で行う。詳細は授業中に指示をする。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

毎回,授業の始めにその講義での学習目標となる「講義の理解のポイント」を示しています。講義内容は,この学習目標の達成に向けて,プログラムされています。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

基礎となる生理・生化学,基礎栄養学から,実践である栄養教育,公衆栄養までをつなげて考える力が養われることを期待しています。科目横断型の視点をもつことは,実践の場にでたときの応用力・展開力につながります。

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