栄養カウンセリング論

健康科学部栄養学科

授業科目 栄養カウンセリング論
科目概要・形式 2単位 30時間 必修 配当年次 3年 後期
科目責任者 笠原賀子 担当者 笠原賀子、川添郁夫

1.科目のねらい・目標

本講座では、新しい栄養教育の創造に必須であるコーチングを導入して、対象者の食行動を変容するコミュニケーション技術について学修する。ロールプレイを取り入れ、逐語録による振り返りの中から、一人ひとりが個々の対象者と豊かなコミュニケーションがとれるようにする。また、自分自身を見つめなおし、将来のキャリアを構築する一助とする。
1.対象者の行動変容を促すコミュニケーションの大切さに気づく。
2.コーチングについて理解し、コーチングスキルの基礎を修得する。
3.理想の管理栄養士像を目標とし、それを達成することを目指す。

2.授業計画・内容

【笠原】
 第 1回 オリエンテーション、自分を知る      
 第 2回 コーチングの概要                  
 第 3回 コーチングスキル1(環境設定・承認)
 第 4回 コーチングスキル2(傾聴・質問・提案)
 第 5回 コーチングスキル3(リフレ―ミング)
【川添】                           
 第 6回 信頼する人間関係とコミュニケーション1
 第 7回 信頼する人間関係とコミュニケーション2
 第 8回 コンセンサスのプロセス
 第 9回 ブレーンストーミングによる問題解決
 第10回 リスクコミュニケーション演習
 第11回 人間関係の基礎を検討する
 第12回 自己認知と他者認知
 第13回 スピリチュアルペインの癒し
 第14回 自己の内面を検討する
 第15回 他者との関係構築のためのロールプレイ

3.教科書

柳澤厚生編著:ニュートリション・コーチング、医歯薬出版

4.参考書

5.成績評価方法

授業態度(20%)、レポート(80%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

レポートが多岐にわたりますし、コミュニケーションが苦手な方も若干おられるようですが、学生の
皆さんの努力に期待したいと思います。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

対象者の想いを受けとめ、豊かなコミュニケーションを構築する管理栄養士をめざしましょう!!

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