看護形態機能学

科目・科目群 看護学科専門科目・専門支持科目
科目名 看護形態機能学
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 1年次 学期 後期 合計コマ数 12コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 角濱 春美 学内連絡教員 角濱 春美
科目担当者 角濱 春美、木村 恵美子、藤本 真記子、小池 祥太郎
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術

1.科目のねらい・目標

看護過程の展開に活かすための人体の構造の理解のしかた、機能のとらえかたについて学ぶ。前期に習得した人体の構造と機能の知識を生活者としての人間にあてはめ、どのようなからだの構造と機能を使って日常生活を営んでいるのかを学び、看護が必要となった際に、対象の「身体」をどのようにとらえていくべきかを学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
1・2回目:人体の構造のイメージ化(臓器ペインティング演習)
3回目:人体の構造のイメージ化(フィジカルアセスメントを用いた臓器ペインティングの評価)
4回目:看護形態機能学における学び方ガイダンス
5~8回目
生活と身体の構造と機能 テーマ:「食べる-食べて身になるまで-」
5回目:食欲・食行動(1・2グループ担当)
6回目:咀嚼・飲み込む・消化(3・4グループ担当)
7回目:消化・吸収(5・6グループ担当)
8回目:排泄(排便)(7・8グループ担当)
9~12回目
生活と身体の構造と機能 テーマ:内部環境の恒常性の維持のための循環と呼吸
9回目:内部環境の恒常性(9・10グループ担当)
10回目:流通の媒体としての血液(11・12グループ担当)
11回目:流通の原動力としての心臓・血圧(13・14グループ担当)
12回目:息を吸う・吐く・ガス交換(15・16グループ担当)
1~3回目は、シャツにお互いに骨や筋肉、臓器を描くことで、人体の構造を生身のからだでイメージする力を養います。
5回目から12回目は、互いに学び合うアクティブラーニングの教育方法で行います。
グループでそのテーマについての学びを深め、A4サイズ2枚以内の資料を作成し、30分程度の講義を行ってもらいます。聴衆となった学生はその講義を聞き、要約をまとめたレポートを作成します。教員はレポートを読み、フィードバックを行います。
3.準備学習
担当部分以外は、教科書の該当ページ、および人体構造学・機能学の復習などをして準備すること。

3.教科書

菱沼典子:「看護形態機能学ー生活行動からみるからだ-(第3版)」,日本看護協会出版会,2011.ISBN:978-4-8180-1626-2

4.参考書

初回授業時に提示

5.成績評価方法

臓器ペインティングの正確性(20%)、各コマ終了後のレポート(60%)、発表内容(20%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

新カリキュラムで新たに開講された科目です。形態学・機能学で学んだ基礎知識の学びと、看護技術や看護にスムーズに思考が連携するように授業を組み立てていきます。この授業をとおして、自分のからだに対する興味、愛着、生活との関連性に気付いてほしいと望んでいます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

タートルネックの長袖Tシャツ(白)1枚(臓器ペインティング用)
不明な点はどんどん教員に質問してください。

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