老年看護援助論Ⅱ

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 老年看護援助論Ⅱ
授業形態 演習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年次 学期 後期 合計コマ数 14コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 福岡 裕美子 学内連絡教員 福岡 裕美子
科目担当者 福岡 裕美子、長内 志津子、木村 ゆかり
身につける力 該当なし
学習キーワード 該当なし

1.科目のねらい・目標

1)老年期特有の健康障害の成り立ちと診断・治療過程における援助方法を理解する。
2)老年期にある人の健康障害の段階に適した援助方法を自立支援の視点から理解する。
3)老年期に特有の健康障害について事例の看護過程の展開を通して,アセスメント・
  援助方法を考える。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1回 検査・治療、薬物療法を受ける高齢者の看護
第2回 疾患を持つ高齢者への看護①<褥瘡、心不全>
第3回 疾患を持つ高齢者への看護②<感染症:インフルエンザ、肺炎、感染性胃腸炎>
第4回 疾患を持つ高齢者への看護③<骨粗鬆症、骨折>
第5回 疾患を持つ高齢者への看護④<脳血管障害,パーキンソン症候群>
第6回 疾患を持つ高齢者への看護⑤<視覚障害、前立腺肥大症><うつ、せん妄>
第7・8・9回 演習:①高齢者の生活援助
軽介助が必要な高齢者の自立を目指す介助を学ぶ
②事例を通した高齢者の看護の展開
ペーパーペーシェントを用いた看護過程展開(慢性疾患を想定)
③演習の振り返り
第10回 終末期における看護、在宅高齢者・家族への看護
第11回 生活・療養の場における看護の展開
第12回 高齢者のリスクマネジメント
第13・14回目 認知機能の障害に対する看護:認知症を有する人の看護
2.方法
第1~6、10~12回は一斉講義形式、第7~9回は患者-看護師役となり援助の実際を学ぶ。ペーパーペーシェントやTBL(チーム基盤型学習、第13・14回)を用いたアクティブラーニングを取り入れる。
3.準備学習
教科書を用いて、上記授業計画・内容に該当する部分の予習をして授業に参加する。

3.教科書

北川公子他:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学第9版」、医学書院、2018.ISBN 978-4-260-03186-8
山田律子編集:「生活機能からみた老年看護過程第3版」、医学書院、2016.ISBN978-4-260-02836-3
亀井智子編集:「根拠と事故防止からみた老年看護技術第2版」、医学書院、2016.ISBN978-4-260-02498-3
上記3冊は前期にて購入済

4.参考書

鳥羽研二:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾病論 第5版」、医学書院、2018.ISBN 978-4-260-03172-1
その他の参考書は講義の際,随時提示する。

5.成績評価方法

定期試験(80%)、演習・レポート(15%)、参加状況(5%)で評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

高齢者の健康障害の特徴を理解するために、事例を紹介したり体験学習を取り入れて工夫しています。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

演習時は,白衣,ナースシューズを着用してくること。

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