発達援助実習Ⅱ(小児看護)

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 発達援助実習Ⅱ(小児看護)
授業形態 実習 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年次 学期 後期 合計コマ数 45コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 谷川 涼子 学内連絡教員 谷川 涼子
科目担当者 谷川 涼子、田中 栄利子、伊藤 耕嗣、石切 麻希子
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的技術、倫理的態度、クリティカル・シンキング

1.科目のねらい・目標

<ねらい>
疾病をもつ子どもとその家族の健康に影響を及ぼしているものは何かを理解し、それぞれのQOLの向上をめざした生活を送るために必要な看護援助について学ぶ。
<目標>
1)保育園児とのかかわりを通して、乳幼児期の個々の健康と成長発達段階を理解し、健康な子どもへの適切な援助方法について理解できる。
2)健康障害を抱えた子どもとその家族への看護を通して、健康障害が子どもと家族に及ぼす影響と看護師の役割と態度について理解できる。
3)健康障害を抱えた子どもとその家族への看護を通して、望ましい生活環境と必要な看護援助について考えることができ、対象に即した看護が実践できる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
1)学内オリエンテーション
 実習に関するオリエンテーションを2回(実習約1か月前:全体ガイダンス、実習直前:クール別ガイダンス)行う。
2)実習施設
 青森県立中央病院 小児科病棟、NICU病棟
 青森市民病院 小児科病棟 
 青森市内の保育所(園)
3)実習内容
 実習前に実習概要や必要な検査(小児感染症、便細菌検査)などについての全体ガイダンスと、クールごとの全体・施設別オリエンテーションを行なう。
 ・保育所(園)実習では、実習開始前に事前訪問を行い、オリエンテーションを受けて実習を開始する。学生は各クラスに入り、担当保育士の指導のもとに実習を行う。
 ・病棟実習(小児科病棟またはNICU病棟)では、基本的に1名の患者を受け持ち、看護過程を展開する。

2.方法
集中実習
実習期間 平成30年10月22~平成30年12月7日( 各クール10日間×3クール )​
〔 ただし、11月19日~11月22日の学内講義日除く 〕
(保育所(園):4日、病院実習:4日、学内実習:2日) 
*学生は実習期間中に、保育所(園)実習と小児科病棟またはNICU病棟で患児を受け持つ実習を行う。

3.準備学習
事前学習課題を配布します。その課題を行い知識面の予習を行ってください。
病棟実習では、子どもの健康レベルと成長発達段階に応じた看護を展開していきます。健康障害の理解と同様に子どもの成長・発達をとらえることも重要なため、人間発達援助論、小児看護概論、小児看護援助論の学習内容も十分に復習して実習に臨んでください。
また、子どもへの安全・安楽な看護を提供するため、清潔の援助など小児看護技術を実施する前には、必ず学内で練習をしてください。

3.教科書

なし

4.参考書

小児看護概論、小児看護援助論、小児疾病治療論、人間発達援助論等で使用した教科書、参考書、配付資料すべて
その他、小児の日常生活の援助や看護に必要な看護学書

5.成績評価方法

実習内容・実習記録・レポート(70%)、実習態度・姿勢(30%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

保育所(園)および病棟実習はそれぞれ4日間と短い実習期間ですが、実習指導者の方々と協力しながら実習の達成感が得られるように指導にあたりたいと思います。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

 実習時期は冬期になる場合もあるため、手洗い・うがいを的確に行い、体調管理をしながら実習に臨むことを期待します。

ページの先頭へ

ホームへ戻る