義肢装具学

科目・科目群 理学療法学科専門科目・基幹科目
科目名 義肢装具学
授業形態 演習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 渡部 一郎 学内連絡教員 渡部 一郎
科目担当者 渡部 一郎
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的技術、専門的知識

1.科目のねらい・目標

1)リハビリテーション医学における義肢・装具の意義と機能を理解する。
2)義肢・装具の適応となる疾患や障害を学び、義肢・装具の構造と機能を理解する。
3)疾患や障害に対する義肢・装具の適応と適合判定能力を養う。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.義肢・装具の概念と分類、義肢学総論
2.切断肢位の選択因子、上肢切断部位の原則、下肢切断部位の選択、義足の構成要素
3.股義足-カナダ式股義足の特徴と機能、アライメント、股義足歩行の特徴
4.大腿義足①:四辺形ソケットの機能的役割、義足のアライメントと異常歩行
5.大腿義足②:IRC(坐骨収納型)ソケット、CAT-CAM stem、義足における膝の安定性
6.膝義足、下腿義足①:機能的特徴、条件、ソケットの形状(PTB、PTS、KBM式下腿義足)
7.下腿義足②:下腿吸着義足(TSB式下腿義足)、下腿義足のアライメント
8.サイム義足、足部義足、義足足部について
9.義手
10.装具学総論、短下肢装具(AFO)
11.長下肢装具(HKAFO、KAFO)、膝装具
12.股関節装具、靴型装具
13.体幹装具(脊柱装具、側彎装具)
14.上肢装具
15.歩行補助具、移動補助具
準備学習:毎回前回授業内容の小テストありしっかり復習すること。毎回課題レポート提出あり簡単な予習をすること(成績に反映)

3.教科書

「義肢装具のチェックポイント、第8版」(医学書院)2014年 ISBN:978-4-260-01744-2

4.参考書

義肢・装具学 高田治実監修、羊土社、2016、ISBN978-4-7581-0799-0 C3047

5.成績評価方法

期末試験点数で評価する。50~60点例では、毎回のレポート、小テスト、中間試験結果を加味する

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

マルチメディア等を積極的に活用し、視覚的に理解できるよう心掛ける。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

義肢・装具を理解するには運動学・解剖学力学的な知識も必要となります。
毎回小テスト(復習)と課題提出(予習)がありますので、準備してください。

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