生活環境学

科目・科目群 理学療法学科専門科目・基幹科目
科目名 生活環境学
授業形態 演習 単位数 1単位  選択・必修 必修  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 藤田 智香子 学内連絡教員 藤田 智香子
科目担当者 藤田 智香子、高樋 忍、新岡 大和
身につける力 該当なし
学習キーワード 該当なし

1.科目のねらい・目標

1)生活環境の概念と障がい児・者や高齢者に関連する法制度の概略について理解する。
2)住宅改修を中心に福祉用具の利用も併せて,生活環境調整のための評価と実際を学ぶ。
3)地域環境も含めた生活環境整備における理学療法士の役割を学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

(1)授業計画・内容
第 1回 総論:生活環境学の概念(藤田)
第 2回 各論1.生活環境の評価と計画(藤田)
第 3回 各論2.住環境整備および福祉用具の活用
         1)部位別の基本:段差、手すりなど
第 4回 2)部屋別・場所別の基本:玄関、廊下・階段など
第 5回    部屋別・場所別の基本:トイレ、浴室・脱衣室など
第 6回 3)疾患別:脳卒中、パーキンソン病など(新岡)
第 7回   疾患別:脊髄損傷、関節リウマチなど(新岡)
第 8回     疾患別:内部障害など(新岡)
第 9回 4)福祉用具総括(藤田)
第10回  各論3.図面の読み方・書き方(高樋)
第11回       図面の読み方・書き方(高樋)
第12回         図面の読み方・書き方(高樋)
第13回  各論4. 地域環境 1)公共施設・設備   2)交通機関   3)まちづくり(藤田)
第14回  各論5.フィールドワーク:大学内の生活環境調査(藤田)
第15回  大学内の調査結果検討(藤田)

(2)方法
対象者の生活環境に関する評価と具体的支援の検討ができるようになるために、スライドや資料をもとに講義を行う。また、見取り図の作成、症例の検討、学内環境の調査などを行い、より実際的に理解を深める。

(3)準備学習
・授業開始時に小テストを実施しますので、前回の講義内容に関する復習をして授業に臨んでください。

3.教科書

細田多穂:シンプル理学療法学・作業療法学シリーズ 生活環境学テキスト.南江堂、2016.ISBN978-4524258222

4.参考書

・東京商工会議所:福祉住環境コーテ゛ィネーター検定2級テキスト改訂4版.東京商工会議所、2016.ISBN 978-4924547582
・奈良勲監修・鶴見隆正・隆島研吾編集:日常生活活動学・生活環境学(標準理学療法学専門分野)第5版.医学書院、2017.ISBN9784260032568
・木村哲彦:生活環境論 第6版.医歯薬出版、2010.ISBN978-4263213452
・千住秀明:生活環境論.神陵文庫、2006.ISBN4915814181
・野村みどり:バリアフリーの生活環境論.医歯薬出版、2004.ISBN4263211596
・野村歡・橋本美芽:OT・PTのための住環境整備論 第2版.三輪書店、2012.ISBN978-4895904254
・楢崎雄之:図解 高齢者・障害を考えた建築設計.井上書院、2014.ISBN978-4753019908
・日比野正己:図解 居住バリア・フリー百科.ティビーエス・ブリタニカ、2002.ISBN4484024128

5.成績評価方法

小テスト(30%),リポート(20%),学期末試験(50%)による総合評価

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 授業に興味・関心が持てるように,また学生の自主的な学習意欲を引き出せるように,教材や授業方法の工夫に努めます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

・実践的に役立つ内容ですので、主体的な学習を期待します。
・第2回以降の授業開始時に前回の講義内容に関する小テストを実施予定です。欠席・遅刻すると、成績評価に影響しますので自己管理に留意してください。

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