ボランティア活動支援論

1.科目のねらい・目標

ボランティアを含むＮＰＯ（非営利組織）活動の歴史と概念など基礎知識を習得する。また現在、多分野に拡大しているボランティア活動やＮＰＯ活動の現状と課題、営利企業における社会貢献活動、および活動を支援する専門職の役割について学び、今日的意義について理解を深める。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

１．授業計画
第1回　　　ボランティアとは何か
第2回　　　ボランティアとＮＰＯ
第3回　　　ボランティア活動の現状
第4回　　　ボランティア活動の歴史
第5回　　　ボランティアの概念
第6回　　　ボランティア活動の弱点
第7回　　　ＮＰＯ（非営利組織）とは何か
第8回　　　企業による社会貢献活動
第9回　　　ＣＳＲの考え方と展開
第10回　　 環境とボランティア
第11回　　 災害とボランティア
第12回　　 国際ボランティア
第13回　　 ボランティア活動の支援とは何か
第14回　　 ボランティアセンターとボランティアコーディネーター
第15回　　 ボランティアの可能性と展望

２．方法
　教科書と補足資料を用いた講義形式を中心とする。ただし、グループディスカッションを適宜、組み入れる。

３．準備学習
　新聞やニュースなどメディアを通じて国内外の多様な非営利活動が報じられているので、それらに目を向けてもらいたい。

3.教科書

柴田謙治・原田正樹・名賀　亨　編：ボランティア論「広がり」から「深まり」へ　　（株）みらい　ISBN978-4-86015-206-2 C3036

4.参考書

授業で適宜、紹介する

5.成績評価方法

授業態度・グループワークへの参加態度（30％）、課題レポート（30％）、小テスト（40％）をもとに評価する。

6.授業の工夫している点（授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等）

ボランティア活動を自分の生活に引き寄せて考えてもらいたい。そのためより身近な生活の中からテーマを設定したグループワークを適宜取り入れて学生同士のディスカッションをとおして学びが深められるようにしたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

ボランティア活動に関する情報提供も随時行います。関心のある学生は積極的に参加してください。