研究科長メッセージ

地域の“健康と福祉”の未来を担う研究者や高度専門職業人の育成をめざして

 

本学大学院健康科学研究科は、2003年に博士前期(修士)課程を、2005年に博士後期(博士)課程を開設し、看護・理学療法・社会福祉・栄養などの分野に関わる高度専門職業人、研究者並びに教育者を数多く輩出してきました。

 

また、昨年度よりカリキュラムをあらため、地域の“健康と福祉”の未来を担う人材の育成をめざし、新しいカリキュラムを開始しています。

 

本学大学院の特徴は大きく3つあります。

 

第一に、他大学ではあまりみられない、多職種との連携や学際的研究の推進をめざした「保健・医療・福祉政策システム」、「対人ケアマネジメント」、「基礎研究・実用技術」の3つの研究領域を設けたことです。自分自身の研究テーマを持ちつつ、隣接する他の学問領域と連携して学際的研究を進めることは、実践の場において経験することになる「多職種との連携」とリンクするものといえます。

 

第二に、県内で唯一のがん看護のスペシャリスト(がん看護専門看護師)の養成コースも開設しています。

 

第三に、講義・演習科目については、自らの研究課題やキャリアパスに応じて柔軟に履修できるようにしています。さらに、社会人が働きながら学べるように、土日や夜間の授業も開講しています。

 

それゆえ、本学大学院は、学部を卒業してさらに研究を進めたい人、また社会人として勤めつつも、人々の健康やより良い生活を支えるための研究をしたいという熱意を持っている人にとっても、将来のキャリアアップに最適な学びの場を提供できると確信しています。


本学の大学院で培った高度の専門知識と研究力は、研究者として、あるいは高度専門職業人として将来の目標を達成させるためにきっと役立つことと信じています。研究する楽しさや、わくわくする気持ちを共有できる皆さんをお待ちしています。

 

 

写真 青森県立保健大学大学院
健康科学研究科長
佐藤 伸
Shin SATO

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